ニューサウスウェールズ州(NSW)

州のニックネームは

THE PREMIER STATE

東海岸沿いにはコフスハーバー Coffs Harbourやバイロンベイ Byron Bayなど魅力的な港町が数多くあります。
シドニーの北に位置するニューキャッスル New Castleの近くにはオーストラリアを代表するワインの産地の一つ”ハンターバレー Hunter Valley”が、シドニーから西に車で2時間ほど行くとユーカリの木々に覆われた世界遺産”ブルーマウンテンズ Blue Mountains”があります。
更に西に進んだ内陸部にも町が点在し、クィーンズランド州との州境近くには希少なブラックオパールが採れる町ライトニングリッジ Lightning Ridge、南オーストラリアとの州境近くには鉱業とアートの町ブロークンヒル Broken Hillといった町があります。

シドニー
Sydney

州都シドニーは都市圏には598万人(2020年)が住み、人口密度は400人/km2のオーストラリア最大の都市です。
(ちなみに、東京の人口密度は6300人/km2、大阪は4600人/km2だそうです!)

オペラハウスとハーバーブリッジのあるシドニー湾だけでなく、ビーチや静かな入り江も多くある美しい町です。

パディントンPaddington

毎週土曜日に開催されるパディントンマーケットはマストゴーですが、お買い物だけじゃなく、パディントンの町もぜひ散策してみて!
2階のベランダに鉄のレース飾り”アイアンレース”をつけたテラスハウスが並ぶ落ち着いた町を迷子になりながらのんびり歩いて、小さなカフェで一息つくのがオススメです。

↑画面を操作するとパディントンの町を散策している気分が味わえます。

ビーチサイド

海沿いの遊歩道
シドニーで一番有名なビーチのボンダイビーチ Bondi Beachから南にタマラマビーチ Tamarama Beach、ブロンテビーチ Bronte Beach、クロベリービーチ Clovellyを経由してクージービーチ Coogee Beachまで5.5㎞位の遊歩道が整備されています。

ビーチ沿いの散策路

市民の足のフェリーでクルーズ気分。
オペラハウス近くのフェリーターミナル サーキュラーキー Circular Quayからシドニーっ子と一緒にフェリーに乗るのはいかが?
2番ふ頭から大型フェリーでマンリー Manlyまで約30分。オペラハウスの前を通過するので、オペラハウスの正面の写真を撮るのをお忘れなく。(15分くらいであっという間にマンリーに到着してしまうJetcatという双胴船ではなく、クルーズ気分の味わえるフェリーがオススメ)

ビーチサイドでのんびり。
シドニー湾の入り口近くに位置するワトソンズベイ Watosons Bay。フェリーでも行けますが、380番のワトソンズベイ行きのバスでも(時間はかかりますが)行けます。
海を見ながら、予算があれば、ドイルズ・オンザ・ビーチ Doyles on the beachでシーフードを。予算が厳しければ桟橋にあるドイルズ・オンザ・ワーフ Doyles on the wharfでフィッシュ&チップスをテイクアウェイ。(Take OutでもTo Goでもなく、Take Awayといいます)

ワトソンズベイ夕景

↑画面を操作するとワトソンズベイを散策している気分が味わえます。

ブロークンヒル
Broken Hill

ニューサウスウェールズ州の町ですが、南オーストラリア州に近いので南オーストラリア州の時間で生活しています。

ここにはフライングドクターの基地があります。フライングドクターは1928年に始まった世界初の航空医療サービスで、内陸部の人がほとんど暮らしていない地域に医師がセスナ機を操縦して向かいます。基地では展示物を見たり案内の方の話を聞くだけでなく、実際に稼働している現場を垣間見ることができます。

ブロークンヒルから北西に26㎞のところにあるシルバートン SilvertonではミッションインポッシブルⅡやマッドマックスⅡなど数々の映画が撮影されました。銀の鉱山の町として栄えた町ですが現在は人口50人程度のゴーストタウンです。昔の鉱山の様子が見学できるツアーに参加したり、典型的なアウトバックの町の雰囲気を味わいながら、個性的なアーティスト達のギャラリーを見て回るのも楽しいです。

↑画面を操作するとアウトバックの町シルバートンの様子が確認できます。