オーストラリア首都特別地域(ACT)

州のニックネームは

Nation’s Capital

1901年のオーストラリア独立に際し首都を決める段階で、二大都市でライバル同士のシドニーとメルボルンがどちらも首都になることを望み決着がつかなかったため、最終的に1908年に妥協案として2都市の間に首都を置くことになりました。
その後、ニューサウスウェールズ州から連邦政府に首都特別地域の土地が割譲され、1988年に首都キャンベラが完成しました。

キャンベラ
Canberra

計画都市キャンベラは、シカゴの建築家の幾何学模様をモチーフにしたデザインを元に建設されました。
ランドマークのバーリーグリフィン湖 Lake Burley Griffinは人工湖で、湖の南側には国会議事堂、旧国会議事堂、国立図書館、国立美術館などがあるキャピタルヒル Capital Hill、湖を挟んで反対側には街の中心地のシティヒル City Hillがあります。

オーストラリア戦争記念館 Australian War Memorialには第二次世界大戦の資料もあり、シドニー湾から引き揚げられた日本軍の特殊潜航艇も所蔵しています。(2021年現在、展示はされていない模様)

バーリーグリフィン湖の湖畔にあるコモンウェルスパーク Commonwealth Parkでは、9月から10月にかけて“フロリアード Floriade”が開催されます。
100万本以上の花が鑑賞できる南半球最大の花の祭典です。